| 【第1原則 つかない】
「つかない」という視点での診断はゾーニング・動線不備による交差汚染の危害を防ぐことができる施設を目指すために実施します。
交差汚染・・・汚染度の低いものが、汚染度の高いものと交差して汚染されることを言い、次のような場合に発生しやすく
なっています。
・加工度の低い原材料と熱処理などがされた加工製品との交差
・汚染度別の作業区域の往来による交差
・衛生的な工程と非衛生的な工程との交差
・汚染度の高いものの保管と低いものとの保管による交差
第1原則の診断を通しては、付着の可能性が危惧される上記の様な交差がない「つかない」施設環境を整備していくことになります。
ゾーニング不備に起因する交差汚染の危険性に対しては明確な区画整備による汚染度別の施設環境を確立し、その環境を侵害する危険性のある人やものの入退室の動きに対しては再構築することとなります。
 |
診断の要点 |
|
「つかない」という視点で施設を診断していくには、交差が起こる現場を観察し、製品への汚染という危険性の有る無しの確認という手順を踏んだ後、交差汚染を招く施設環境に起因する不備を摘出することになります。勿論製造ラインに交差が有ったとしても汚染という製品への危険がなければ不適合として摘出されません。
また交差には、「交わること。二本以上の線状のものが、一点で重なること。筋交いになること。」という意味があるため、クロスしている所を探しがちですが、食品工場での交差汚染の摘出には汚染度の異なるものの接触が含まれている事を見落とさないようにしなくてはなりません。
 |
診断作業 |
|
|