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手洗い場


【構造の要件】

・壁・扉などにより他の施設から区画されていること。
・天井、内壁、扉は吸湿しにくい材質のものであること。
・内壁、床面は平滑であること。 
・扉は、密着性のよい状態であること。
・従業員の数に応じた規模の流水式の手洗い専用設備が設けられていること。
・手洗い設備には手指を消毒するための逆性石鹸などの消毒液を入れた滴下式
 手指消毒装置等が設置されていること。
・手拭のためのペーパータオル又は温風乾燥機等が設けられていること。
・受水槽は、手洗いが容易に行える十分な大きさと構造を有すること。
 (1蛇口当たり幅60cm、奥行50cm以上で、撥水のない深さ及び形状である
 ことが望ましい)
・給水栓は、足踏み式、自動式等により手を使わないで開閉出来る物
 又は下カラン式の物であることが望ましい。
・温水設備の設置が望ましい。 
・蓋のないゴミ箱が設置されていること。
・爪ブラシが備えられていること。
・床は洗浄しやすい構造とすると。
 


実践Plan


手洗い場にはペーパータオル・
滴下式手指消毒装置・
蓋のないゴミ箱を設置しよう

手洗い場の設置場所について

手洗い場の設置は、汚染区、非汚染区を問わず製造場に入場する作業者は通過するように配置計画する必要があります。さらに、非汚染区である清潔区へ入場する作業者には、専用の靴(長靴)への履き替えをさせ、靴洗いを通過させることが望まれます。
基本的には手洗い場は製造場に2箇所設置することとなります。
施設規模が小さく、部屋としてサニタリールームが2箇所設置できない場合でも、清潔区へ入場する際には、手洗い、靴洗い等が行える施設は必要でしょう。

エアシャワーについて

エアーシャワーは異物混入対策として効果ある設備ではありますが、過信は禁物ですローラーなどを併用し入念に髪などの除去作業を行えるスペースの確保は必要です。
また、手洗いか、エアーシャワーのどちらを先に通過させるほうが良いのかですが、 エアーシャワーの入口が自動扉であれば手洗いが先でも良いのですが、扉のノブを手で触れなければならないものは、エアーシャワーを通過後に手洗いを設置するほうがベターとなります。同様にローラーも手洗い前に実施できる位置とすることが望まれます。

手洗い流し台および水栓について

手洗いの流し台のタイプは、基本的にはステンレスのシンクタイプが多く利用されています。この理由としては手洗い時に作業者に水しぶきが撥ねかえりにくい大きさを確保するのに有効なものであるからです。ですから要件で記載している1蛇口当たり幅60cm、奥行50cmは決まりではなくおおよその目安と考えます。

手洗い用の水栓の設置個数の目安は5人に1個、必要とする面積は水栓10個当たり使用者の占める場所も含めて6.5〜8.5m2とみます。




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