| ■2区分のゾーニングの場合
ご紹介しているTotal Planでは、汚染区・準清潔区・清潔区と3区分にてゾーニングを計画する手法でご紹介していますが、汚染区と清潔区という2区分にてゾーニングをされている施設もあります。3区分にて施設を区分する場合に比べ2区分の場合は、ゾーン内での動線に注意を払う必要があります。
微生物の汚染・拡散を防止する処置を行うべきゾーンと微生物制御を必要とするゾーンが同一空間に混在していることとなりますので、ゾーン内を交差汚染無く製品が流れていくようなラインレイアウトの計画が求められます。
■ 清潔区としてゾーニングされている場合
清潔区としてゾーニングされている製造エリアの場合、他のゾーンと最も違うのは空調設備となります。空気が外部より流れ込まないように綺麗な空気を取り込む機械給気設備の設置が望まれます。
空気の流れの取り組みとして間違われやすい例として、準清潔区へ換気扇を設置し清潔区からの空気吸引という手法を採用されていることがあります。確かに清から汚という流れとはなりますが、この方法は全くの間違いです。清潔区に新鮮な空気を吸入する設備が設置されずに引くばかりでは、結局清潔区にはいずれか他の汚染エリアから空気が流れ込んでいることなるからです。
■ 重層階における施設の場合
重層階の施設では原材料を上階へ送り、仕上り品を下階へ送る作業にエレベーターが用いられていまが、この動線計画では交差汚染が発生するのではないかという疑問を生じるるれるかもしれません。使用法にもよりますが、例えば原料が冷凍で包装された状態であり、仕上り品は包装されていたなら、エレベーター内での交差汚染は考えられません。図面で物の流れを図示して交差していても事実は交差が考えられなければ今後も1基のエレベーターで可といえます。
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