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更衣室の計画は、工場全体の動線計画において重要なポイントとなってきます。古い工場では生産体制に合わせて増築などが繰り返され、どうしても物と人の交差汚染を招くネックとなってしまっている例が多くみられます。
トータルプランをされる場合にも、生産性から設備レイアウトを優先して考えがちなのですが、入荷場(原材料・副資材)・出荷場・厚生施設という外部からの出入が考えられる部屋のポジションプランを先ずゾーニングの初期段階で考えることが後々のスムーズな計画に結びつきやすくなります。
構造の要件としては埃が堆積しにくいように天井、内壁、床を平滑にすることが必要です。天井・壁はLGS下地にボードを張り、塗装あるいはクロスの仕上げがスタンダードです。注意したいのは床の仕上げ材です。畳やじゅうたんなどよりも埃の堆積を考えると、クッションフロアーのように埃が目立ち、拭き掃除も可能な材質を選択する方がベターと考えられます。
施設として2階にロッカー室などの厚生施設を配し、作業者は1階の製造所へ外部階段を利用して入場するという動線を見かけることがあります。
この場合は外部階段に屋根・壁などの囲いが設置されているといいのですが、もしオープンであれば更衣後外部に出ているのと同じであるので汚染物の付着という危険を防ぐために階段を囲う改善が必要となります。